室内楽との出会い~その1~

   2月4日に、お世話になっているAPA(アマチュア室内楽楽家協会)の山田さんという方が亡くなられた
 という訃報を聞きました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
   私は住んでいるところが有馬温泉の近くで、大阪まで遠く、山田さんとは2回お目にかかっただけですが、
 本当に存在感のある方でした。お会いしたときにはご自分の病気のことを話されていましたが、音楽への執念
 がこうさせるのだとおっしゃっていました。
  その時はシューマンのピアノ四重奏を聴いて頂きました。次にお会いした時にはグリーグのバイオリンソナタ
 2番を聞いて頂きました。駅から階段を降りるのに、見知らぬ方がお手伝いをしてくださったそうです。
  それも音楽への執念だとおっしゃっていました。私も山田さんのように、最後まで音楽と向き合っていきたい
 と思います。
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  私が室内楽を始めたのは、2011年でした。東日本大震災があったのを覚えています。そのときは弦楽四重  奏、その後、ヴァイオリンソナタ、ピアノトリオ、ピアノ四重奏、クラリネット五重奏など、いろんな室内楽をする
機会に恵まれました。まだまだ演奏したい曲がいっぱいあります。私はロマン派や近代の名曲が大好きです。
 演奏するのに技術も音楽の理解力も必要で、それだけのメンバーをそろえるのが大変です。
 それでも少しずつ、環境が整いつつあり、室内楽のコンサートをできるのも本当にありがたいと思っています。
   室内楽については、たくさんお話しすることがあるので、また折に触れて書いていこうと思います。
 
   
 
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