という訃報を聞きました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
私は住んでいるところが有馬温泉の近くで、大阪まで遠く、山田さんとは2回お目にかかっただけですが、
本当に存在感のある方でした。お会いしたときにはご自分の病気のことを話されていましたが、音楽への執念
がこうさせるのだとおっしゃっていました。
2番を聞いて頂きました。駅から階段を降りるのに、見知らぬ方がお手伝いをしてくださったそうです。
それも音楽への執念だとおっしゃっていました。私も山田さんのように、最後まで音楽と向き合っていきたい
と思います。

私が室内楽を始めたのは、2011年でした。東日本大震災があったのを覚えています。そのときは弦楽四重 奏、その後、ヴァイオリンソナタ、ピアノトリオ、ピアノ四重奏、クラリネット五重奏など、いろんな室内楽をする
機会に恵まれました。まだまだ演奏したい曲がいっぱいあります。私はロマン派や近代の名曲が大好きです。
演奏するのに技術も音楽の理解力も必要で、それだけのメンバーをそろえるのが大変です。
それでも少しずつ、環境が整いつつあり、室内楽のコンサートをできるのも本当にありがたいと思っています。
室内楽については、たくさんお話しすることがあるので、また折に触れて書いていこうと思います。