ヴァイオリンの弓に続いて、弓使いについて
少しお話してみようと思います。
左手に気を取られる方が多いですが、やっぱり
弦楽器の音は右手で作られると思います。
もちろん左手の指使いや押さえ方、音程は大事
ですが、右手の使い方を間違えると肝心のいい音
が台無しになってしまいます。
滑らかなボウイング、弓のどこをどれだけ使って
弾くか、スラーはどこで切るか、力の入れ具合、
抜き具合などなど、考えないといけないことは
たくさんあります。
最後は自分の耳で聴いてどういう音を出したいか
決めるので、最終的にはその人のセンスです。
他の楽器でも同じだとは思いますが、ヴァイオリン
の音色はそのセンスの比重が大きいとは思います。
鈴木メソッドではその耳を養う為にレコードを
たくさん聴きなさいという方針で、私の父が鈴木
メソッドを使ってヴァイオリンを教えていたので、
私も子供の頃からよくレコードを聴いていました。
それが今の私の耳に残っているので、とても有り難い
ことだったと思います。
もちろん他の名手のレコードやCD もよく聴いて
いました。
ちなみに私はエルマンというユダヤ人の名手の音が
大好きでよくレコードを聴いていました❤️
とにかくその音の記憶をベースに弓を使っている
ような気がします😊🎻🎵
花壇のお花🎵